畜産職試験過去問解説4ー2020年度No.3

1日1問ずつ畜産系技術職員過去問解説をしていきます。

 

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

 

No.3 家畜排せつ物の堆肥化に関する記述として正しいのはどれか。

 

ア.鳥糞を材料とする堆肥の肥料成分含有率は高く、肥効は化学肥料に近い。

 

イ.堆肥化にかかる期間は、発酵条件により異なるが、通常は1週間が目安である。

 

ウ.適切に堆肥化処理した場合は、温度が60℃以上に達し、雑草種子や病原性微生物は死滅・不活化する。

 

エ.堆肥化においては、堆肥材料中の水分量が多いと酸素供給速度が遅くなり、堆肥化が進まないため、水分量は少なければ少ないほど望ましい。

 

答え:ア、ウ

 

ア.正答

 

イ.堆肥化にかかる期間は、1~6カ月である。

 

ウ.正答

 

エ.堆肥化においては、堆肥材料の水分量が多いと酸素供給速度が遅くなるが、40%以下でも微生物の増殖速度が遅くなり堆肥化が進まなくなる。