できる限り1日1問ずつ畜産系技術職員過去問解説をしていきます。
過去問は
https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html
から入手できます。
上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。
No.13 牛の発情周期とホルモン動態に関する記述として正しいのはどれか。
ア.発情周期の長さは、経産牛では18-24日であり、未経産牛ではやや短く15-19日である。
イ.排卵前の急激なエストロジェン濃度の上昇は、視床下部のキスぺプチンニューロンを介して性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の分泌を亢進させ、LHサージを誘発する。
ウ.1発情周期中に2-3回の卵胞ウェーブがあるが、第1ウェーブの主席細胞は黄体からのプロジェステロンの作用により閉鎖する。
エ.黄体形成は、排卵後約7日で完了し、その後14日間機能的黄体として維持する。
答え
イ、ウ
ア.発情周期の長さは、経産牛では18-24日、未経産牛ではやや短く17-23日である。
イ.正答
ウ.正答
エ.黄体形成は、排卵後約7日で完了し、その後10日間機能的黄体として維持する。