畜産職試験過去問解説17-2020年度No.16

放置している間に10人単位ですけど見て下さった方がいたようで、感謝です。卒研と金稼ぎに必死でした。

 

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

 

No.16 家畜及び家きんの繁殖技術に関する記述として正しいのはどれか。

 

ア.雄の精液を短期間に多数の雌に交配できる人工授精技術は、自然交配に比べて雄の遺伝的能力の早期判定に有効である。

 

イ.胚移植技術は、雄と雌の双方から改良が可能であり、特に単胎で世代間隔が長い牛では、育種改良の迅速化に有効である。

 

ウ.牛の体外授精胚は、体内授精胚に比べ受胎率が低いことから、国内では販売・流通していないものの、体外授精技術自体は既に確立されている。

 

エ.鶏の人工授精技術は、精液採取法や精液の保存法が確立されていないため、まだ実用化されていない。

 

1.ア、イ

2.ア、ウ

3.イ、ウ

4.イ、エ

5.ウ、エ

 

 

答え

1

ア、イは正答

 

ウ.牛の体外授精胚は、体外授精に比べ受胎率が低いが、年間1万頭で行われている

 

エ.鶏の人工授精は実用化されており、養鶏の先進地帯でケージ飼育の種鶏群から種卵を採る場合に利用が盛んである。