畜産職試験過去問解説30-2020年度No.29

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

NO.29 反芻動物の消化に関する記述ア、イ、ウの正誤の組合せとして正しいのはどれか。

 

ア.消化の特徴は、哺乳動物が有する通常の消化酵素では分解できない多糖類(リグニン以外)を第一胃内のルーメン微生物による嫌気的発酵作用で分解し利用できることである。

イ.摂取した飼料中のタンパク質は、微生物体のタンパク質合成に利用され、増殖した微生物体は消化管で消化され蛋白質減として利用される。

ウ.唾液の分泌量は1日当たり成牛で100~190Lと大量であり、唾液は酸性で緩衝作用が高いため、ルーメン微生物にとって良好な環境を作り出している。

 

1.ア正、イ正、ウ正

2.ア正、イ正、ウ誤

3.ア正、イ誤、ウ正

4.ア誤、イ誤、ウ正

5.ア誤、イ正、ウ誤

 

 

正答

 

ア、イ 正答

ウ.唾液の分泌量は1日当たり成牛で100~190Lと大量であり、唾液はアルカリ性で緩衝作用が高いため、ルーメン微生物にとって良好な環境を作り出している。