畜産職試験過去問解説37-2020年度No.36

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

 

No.36 完全混合飼料(TMR)に関する記述ア、イ、ウの正誤の組合せとして正しいのはどれか。

 

ア.粗飼料と濃厚飼料を混合した均一な飼料を給与することにより、牛の第一胃内の発酵が安定し、乳量や乳成分を高位安定させ、消化器病を少なくできる。

イ.原料としてサイレージや濃厚飼料のほか、生のかす類など食品副産物が有効利用できるが、混合調製には粗飼料の細切が必要であるほか、ミキサーなど高額な機械が必要である。

ウ.発酵TMRは、嫌気貯蔵され発酵しているため保存性が高いものの、開封後はフレッシュタイプTMRに比較して好気的変敗が起きやすく、飼料の損失が多い。

 

1.ア正、イ正、ウ正

2.ア正、イ正、ウ誤

3.ア正、イ誤、ウ正

4.ア誤、イ誤、ウ正

5.ア誤、イ正、ウ誤

 

 

正答

 

ア、イは正答

 

ウ.発酵TMRは嫌気貯蔵され発酵しているため保存性が高く、開封後はフレッシュタイプTMRに比較して好気的変敗が起きにくく、飼料の損失が少ない