畜産職試験過去問解説66ー2019年度No.15

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

 

No.15 家畜・家きんの精子に関する記述として正しいのはどれか。

 

1.家畜の精子のDNAの多くは、ヒストンと呼ばれるタンパク質に巻き付いて高度に凝縮している。

2.家畜の精子の頭部にはミトコンドリアが含まれており、精子の運動に必要なエネルギーを生産する。

3.家畜や家きんの精子の形状はいずれも頭部は扁平な卵円形である。

4.雌家畜の生殖道内に入った精子の生存期間は家畜によって異なり、馬では5~6日間雌生殖道内で生存し、受精能を保有している。

5.鳥の精子は雌の生殖器内での受精能獲得という現象を経て受精することが可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正答

 

1.家畜の精子のDNAの多くは、ヒストンがプロタミンに置換したものに巻き付いて高度に凝縮している。

2.家畜の精子中片にはミトコンドリアが含まれており、精子の運動に必要なエネルギーを生産する。

3.家畜の精子の頭部の形状は扁平な卵円形、家きんの精子の頭部の形状はわずかに湾曲した棒状である。

4.正答

5.鳥の精子精巣上体と精管での受精能獲得という現象を経て受精することが可能となる。