畜産職試験過去問解説34-2020年度No.33

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

 

No.33 単胃動物の消化に関する記述として正しいのはどれか。

 

1.胃では、胃液が分泌され、胃内でタンパク質をアミノ酸に分解し吸収する。

2.膵液は、膵臓の内分泌腺でつくられ、多くの消化酵素が含まれている。

3.胆汁は、胆嚢でつくられ、脂肪の乳化剤として作用し消化吸収を促進する。

4.十二指腸では、膵管と胆管が開口し、十二指腸内に膵液と胆汁が分泌される。

5.大腸では腸液が分泌されるとともに、微生物による消化が行われる。

 

 

正答

 

1.胃では胃液(ペプシン)が分泌され、胃内でタンパク質を分解する。→吸収は小腸

行われる。

2.膵液は膵臓外分泌腺で作られ、多くの消化酵素が含まれている。

3.胆汁は肝臓でつくられ、脂肪の乳化剤として作用し、消化吸収を促進する。

4.正答

5.大腸では、消化酵素を分泌する機能はなく、わずかに細菌による分解がある。吸収がメインである。