畜産職試験過去問解説61ー2019年度No.10

過去問は

農林水産省畜産系技術職員の採用について:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html

から入手できます。

 

上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。

 

No.10 家畜の発情や交配に関する記述として正しいのはどれか。

 

1.牛の発情持続時間は、栄養状態や季節、年齢、飼養管理などに影響を受けることもあるが、品種内での個体差は小さい。

 

2.豚では、発情開始から39時間が交配適期である。

 

3.牛では、排卵前になると子宮由来のプロスタグランジF2αPGF2α)が増加し、発情行動を呈する。

 

4.馬では、発情持続時間が長く、2週間以上も続くため、発情開始7日目から交配を開始し、発情収量が確認されるまで23日間隔で交配を繰り返す。

 

5.発情周期は、黄体期の有無により完全発情周期と不完全発情周期に分けられ、牛、馬、豚及び羊は完全発情周期を示す。

 

 

 

 

 

 

正答

 

 

1.牛の発情持続時間は、栄養状態や季節、年齢、飼養管理などに影響を受けることもあり、品種内での個体差も大きい

 

2.豚では、発情開始から20~35時間が交配適期である。

3.牛では、排卵前になると成熟卵胞由来のE(エストラジオール)が増加し、発情行動を呈する。

 

4.馬では、発情持続時間が長く、10日以上も続くため、発情開始3日目から交配を開始し、発情収量が確認されるまで23日間隔で交配を繰り返す。