過去問は
https://www.maff.go.jp/j/joinus/recruit/2tikusan/index.html
から入手できます。
上記の過去問の解説を書いていきますが、あくまでも個人の勉強用に作成したものなので、誤記については責任を負いかねます。また、記載に問題があった場合には記事を削除することもございます。ご承知おきください。
No.10 家畜の発情や交配に関する記述として正しいのはどれか。
1.牛の発情持続時間は、栄養状態や季節、年齢、飼養管理などに影響を受けることもあるが、品種内での個体差は小さい。
2.豚では、発情開始から3~9時間が交配適期である。
3.牛では、排卵前になると子宮由来のプロスタグランジンF2α(PGF2α)が増加し、発情行動を呈する。
4.馬では、発情持続時間が長く、2週間以上も続くため、発情開始7日目から交配を開始し、発情収量が確認されるまで2~3日間隔で交配を繰り返す。
5.発情周期は、黄体期の有無により完全発情周期と不完全発情周期に分けられ、牛、馬、豚及び羊は完全発情周期を示す。
正答
5
1.牛の発情持続時間は、栄養状態や季節、年齢、飼養管理などに影響を受けることもあり、品種内での個体差も大きい。
2.豚では、発情開始から20~35時間が交配適期である。
3.牛では、排卵前になると成熟卵胞由来のE2(エストラジオール)が増加し、発情行動を呈する。
4.馬では、発情持続時間が長く、10日以上も続くため、発情開始3日目から交配を開始し、発情収量が確認されるまで2~3日間隔で交配を繰り返す。